初心者がジムカーナに出場する資格とクルマ選び

オートバイの場合

 

 

オートバイでのジムカーナもあります。この場合は主に駐車場、教習所、小型のサーキット、広い舗装路面のあるスペースなどで行われます。コースはパイロンやコーンバーなどで作られ、四輪車と同様に大会ごとに毎回違ったコースレイアウトになります。

 

 

オートバイの場合は、全体的に細かなターンが続くレイアウトが多くなっており、速度域は低・中速がメインです。従って、ほとんどの車両は終始1速、2速ギアレベルで走行します。二輪車低速域で不安定になりやすい特性で、転倒のリスクもあるのですが、速度域が低いので、身体へのダメージ、車両の損傷は結構小さくて済むことが多くなっています。

 

 

レギュレーションでは、競技に使える車両は公道走行が可能か、あるいはそれに準じた状態のものとなっています。つまり、普段、通勤や通学、ツーリングに使っている一般車両でも参加可能です。自走車両で参加する人も少なくないようです。

 

 

参加に必要な装備は少なく、しかも安価なもので対応でき、ライセンスも不要なので、参加する際の敷居がモータースポーツの中では低い部類に入ると思います。

 

 

小型・小排気量の車両は小回りしやすいので、ジムカーナのコースレイアウトなら有利になる場合が多いのですが、コースには直線が比較的長い高速寄りの部分もあるので、必ずしも小型のバイクが全面的に有利になるわけではありません。

 

 

車両は、オンロード・オフロードどちらもOK、2サイクル、4サイクルでもOK。タイプもネイキッド、スーパースポーツ、アメリカン、スクーターなどタイプは問いませんし、排気量も制限はありません。タイヤについても公道走行可能な市販品を使用します。